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郷土愛に溢れる!埼玉県の名産品10選

2022年04月06日(公開日:2021年11月9日)

伝統と歴史、そして産業発展の地である埼玉県は食の宝庫としての有名で、様々な地域で独特の食文化が発達し、美味しい名産がたくさんあります。

観光地も多い埼玉県では各地の名産がお土産として喜ばれますが、コロナ禍のいまはインターネットでのお取り寄せを利用する方も増えています。

今回は埼玉が誇る名産と名産品を取り扱っている企業について紹介しますので、埼玉にお住いの方や埼玉をもっと知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

十万石まんじゅう

埼玉県行田市の銘菓として知られる十万石まんじゅう。

北海道十勝産小豆、特別精製高純度ザラメ糖、国内産つくね芋、新潟県産コシヒカリと日本全国の厳選した材料にこだわり、製法は創業から変更されていません。

白い皮に「十万石」という焼き印がポイント。

柔らかく薄い皮に甘い餡が特徴的で、「うまい、うますぎる !」がキャッチフレーズ。

毎月「十万石お菓子の日」があり、季節に関する焼き印が押された十万石まんじゅうが提供され、お祝いにぴったりの紅白十万石まんじゅうや弔事用の青白十万石まんじゅう等のラインナップが揃っています。

株式会社十万石ふくさや

昭和27年に和菓子の製造・販売を行う「福茶屋」として埼玉県行田市本町に創業し、創業者 横田信三が「十万石まんじゅう」を主力商品として和菓子の製造販売を開始したことから始まりました。

十万石まんじゅうは「日本ギフト大賞2018埼玉賞」を受賞し、TBSドラマ『陸王』や『浦和レッズ』『埼玉西武ライオンズ』など様々なコラボレーションを実現しています。

オンラインショップで期間限定発売されている埼玉県深谷市出身の実業家・渋沢栄一十万石まんじゅうは必見!

会社名 株式会社十万石ふくさや
公式URL https://www.jumangoku.co.jp/

草加せんべい

埼玉県の名産といえば草加せんべい、日光街道「草加」の名産品として有名。

選び抜かれた良質の100%うるち米を原料とし、昔ながらの製法で現在も製造されています。

草加せんべいのはじまりは江戸時代、日光街道の草加宿で売ったことからといわれ、まんまるで硬めのぱりっとした食感、懐かしさを感じる素朴な味で子供からお年寄りまで親しまれています。

草加市内には製造所や販売所が60件以上もあり、草加地区手焼煎餅協同組合の草加せんべいには味・香り・伝統を象徴したシンボルマークが付いていますので要チェック!

また草加せんべいの製造に長年従事している職人で、高度の技術・技法を保持する方を草加伝統産業技師として認定し、伝統産業としての継承や後継者の育成を行っています。

草加せんべいの製造を行っている企業を草加せんべい振興協議会に登録されている中から2社紹介します。

株式会社草加葵

大正5年の創業以来100有余年の歴史を重ねる株式会社草加葵。

草加煎餅はじめ、和と洋のセンスをとり入れたオリジナルなせんべい・あられ、和菓子の製造を行っています。

旬の食材など産地・素材にこだわり、美味しい和菓子を提供しています。

会社名 株式会社草加葵
公式URL https://www.soka-aoi.co.jp/

株式会社 いけだ屋

慶應元年に創業し、醤油・お米・天然地下水にとことんこだわり、昔ながらの製法を大切にしながら、お客様に喜んでいただける本場の草加せんべいを提供。

生地づくりから焼き上げまでの一貫製造で、「品質」と「おいしさ」を守っています。

実際に草加せんべいの手焼きの工程を体験できる手焼き体験コーナーでは、いけだ屋のベテラン職人から美味しい手焼きの方法を伝授してもらえます。

会社名 株式会社 いけだ屋
公式URL https://soka-senbei.jp/

五家宝

埼玉県熊谷市の銘菓であり加須市の特産品として、公立小中学校の学校給食に出ることがある五家宝。餅米、大豆、水飴、砂糖が原材料で無添加、そしてきなこの甘い生地で包まれた五家宝は、香ばしい香りと上品な甘さで老若男女問わず愛されています。

起源は諸説ありますが、熊谷では文政年間、“五嘉棒”の名で売り出されたことがはじまりとされています。

五家宝の原料となる良質の米(石原米)やきなことなる大豆、水飴の原料となる大麦が豊富で生産に適していました。日持ちが良く栄養豊富なので、健康的な自然食品として注目されています。

株式会社 梅林堂

石原村という静かな小さな村で1864年(元治元年)に創業され、埼玉・熊谷で150年以上お菓子を作り続けています。

「人と人の心をつなげるお手伝いを。」をモットーに、創意工夫を重ね、色彩豊かな味わいのお菓子を育んでいます。

会社名 株式会社 梅林堂
公式URLhttps://www.bairindo.co.jp/

芋菓子「いも恋」

草加せんべい、五家宝と並び、埼玉の三大銘菓のひとつである芋菓子。

江戸時代から盛んに栽培されている、埼玉県川越市の名物サツマイモを使った和菓子や洋菓子が有名です。

川越発祥の芋ソフトクリームはじめ、芋せんべいや芋羊羹、芋松葉、芋納豆、芋シュー、二色芋ババロア、芋プリンなど様々な芋菓子がありますが、特に蒸し饅頭「いも恋」が大人気。

サツマイモとつぶ餡を山芋ともち粉の生地で包み蒸し、ほくほく甘い2層が贅沢な一品で、「彩の国認定優良ブランド品」にも認定されています。

株式会社右門

さつま芋にこだわり、川越イモを使ったいも恋はじめ手作業で創りあげたお菓子や芋おこわを販売している和菓子メーカー株式会社右門。彩の国認定優良ブランド品に認定されるいも恋は、1日平均約8,000個も売れるほど大人気!

埼玉県内のみでの直営店舗の展開に限定されていますが、公式ホームページよりオンラインショップでの購入が可能。

小さなお子様からお年寄りまで幅広い層の人気が高く、ギフトにもぴったり。

会社名 株式会社右門
公式URL https://imokoi.com/

COEDOビール

蔵造りの美しい町並みが「小江戸」と形容され、古き伝統が今も息づく情緒漂う街埼玉県川越市。小江戸川越の名産クラフトビール「COEDOビール」は、川越産の薩摩芋から製造した紅赤をはじめ、瑠璃、伽羅、白、漆黒、毬花の6種類の定番ビールのラインナップ。

中身だけでなく、味わいのイメージに合わせたパッケージデザイも世界的に注目され、普段飲みからギフトまで選ばれています。

株式会社協同商事

「健康の基礎となる食べ物は安全でおいしいものを」「日本の農業を少しでもよくしたい」という創業者の熱い思いから、1982年に設立された株式会社協同商事。

青果物卸売事業や花き卸売事業、食品輸入事業など幅広い事業展開をする中でビール製造事業業も手掛けています。

1996年にコエドブルワリーが開設し、2006年にクラフトビールブランドCOEDO創設。

厳選した素材と水、職人の手による世界最高水準のビールを醸しています。

Websiteコエドブルワリー
https://www.coedobrewery.com/jp/

会社名株式会社協同商事
公式URLhttp://www.kyodoshoji.co.jp/

できたてポテトチップ

TBS『マツコの知らない世界』にて、本当は教えたくないお取り寄せポテチとして紹介されたポテトチップ。

じゃがいも・塩・植物油の厳選された3つの原料だけを使用し自社工場でポテトチップを生産、そのまま即日発送しているため、新鮮なまま味わうことができます。

直火炊き連続チップフライヤーが用いられ、フライ油の中を炎が通り抜けていく直火独特のポテトチップの味わいが特徴的です。

有限会社菊水堂

昭和28年岩井清吉が商号菊水堂を創業し、瓦煎餅の製造販売を開始。昭和39年からポテトチップス製造販売が開始されました。

できたてポテトチップをはじめ、芋せんべいやポップコーンなど様々な菓子で賞を受賞。

30人の小規模な会社ですが、できたてポテトチップは全国各地で販売され、累計販売500万袋達成!

会社名 有限会社菊水堂
公式URL https://www.kikusui-do.co.jp/

狭山茶

静岡茶、宇治茶と並ぶ日本三大茶の一つである狭山茶。

県西部の入間市、所沢市、狭山市を中心とする狭山丘陵地域はじめ、その他秩父地方及び児玉町を含んだ中山間地域でも生産されています。

平成29年産の埼玉県のお茶の栽培面積は871ヘクタールで全国第8位に位置し、荒茶生産量は698トンで全国第12位。

甘くて濃厚な味わいに定評があり、「色は静岡、香は宇治よ、味は狭山でとどめさす」と、江戸時代の庶民からも親しまれていました。

参照:彩の国 埼玉県 狭山茶のはなしhttps://www.pref.saitama.lg.jp/b0914/hanasi/index.html

株式会社 茶の一茶

埼玉県狭山市入間川にある狭山茶専門店、茶の一茶は「無農薬でおいしく安全」をモットーにお茶本来の香りと味を提供。

明治時代初期から茶の栽培を始め、大正三年に「手揉み茶」の製造が開始。

現在では契約農家さんより摘み取られた茶葉を、コンピューターを駆使した製茶工場で、品質管理に万全を期し、良質の茶を一貫製造しています。

狭山茶の特徴である深蒸し茶のうまみを最大限に引き出した味が堪能できます。

会社名 株式会社 茶の一茶
公式URL http://www.chanoissa.jp/index.html

煮ぼうとう

深谷出身の明治の実業家・渋沢栄一翁も好んで食べたとされる埼玉の名産グルメ煮ぼうとう。

小麦粉を入手しやすかった埼玉県深谷市の名産として、地元の特産品の深谷ネギ、地元で収穫された根菜を使っています。

生麺から煮込み、適度なとろみとしょうゆの味わい、そして野菜たっぷりで幅広の麺が特徴です。

株式会社 新吉

大正7年に初代社長小内忠彦氏が始めた米穀商から、昭和25年より製麺業へ転換。

深谷で「お客さまに安全、おいしさ、楽しさ、健康を提供し続け、豊かな食文化の向上に寄与すること」を経営理念に新鮮な味を食卓に提供しています。

令和2年には直営飲食店「麺屋忠兵衛 煮ぼうとう店」が、旧渋沢邸「中の家」の隣に開店し、古民家を改装した建物で、ふるさとの郷土料理を味わうことができます。

現在、公式ホームページからのオンラインショップでは、2021大河ドラマ「青天を衝け」を記念して「新一万円札」の顔でもある渋沢栄一にゆかりのあるシルク・くわの葉・ブロッコリーを練り込んだ煮ぼうとうと紅白うどんの詰め合わせが販売されているので要チェック!

会社名 株式会社 新吉
公式サイト https://www.shinyoshi.co.jp/

みそポテト

埼玉県秩父市の郷土料理・名産グルメであるみとポテトは、地元民からソウルフードとして愛されています。

一口大の蒸かしたジャガイモに小麦粉の衣を付けて揚げ、味噌だれをかけた食べ物で農作業の合間等の間食として食される小昼飯(こぢゅうはん)の一種とされています。

みそぽてと本舗有限会社

日本で唯一、みそポテト専門に製造する食品メーカーみそぽてと本舗有限会社。

創業後すぐの昭和52年にみそぽてとを商品化、取り扱いを開始。秩父の工場でひとつひとつ手作業で製造しています。

2009年には「第5回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で、みそぽてと本舗のみそポテトが優勝し、地元スーパーでの取り扱いやキッチンカーでの販売などみそポテトにこだわり続け、事業拡大されています。

公式ホームページのオンラインショップから、秩父名物・みそぽてとが購入できます。

会社名 みそぽてと本舗有限会社
公式URL https://misopotato.com/

埼玉醤油

小麦と大豆作りの条件に恵まれた埼玉県では、醤油作りがさかん。

地元産の素材にこだわり、添加物を使用せず、昔ながらの天然醸造と熟練の職人によって伝統的な醤油作りが続いています。

醤油に特化したイベントやショップも多く、多種多様な醤油や醤油を使ったお菓子やスイーツを楽しむことができます。

笛木醤油株式会社

寛政元(1789)年創業から厳選された丸大豆、小麦、天日塩のみを原料とし伝統的な醸造方法を守り続け醤油の醸造および販売を行っている老舗醤油蔵・笛木醤油株式会社。奥ゆかしくまろやかな味わいを生み出し、濃口醤油「金笛醤油」「金笛丸大豆醤油」は人気の商品。

また、独自の技術でうまみをそのままに塩分を50%カットした「金笛減塩醤油」や丹念に醸造された「金笛再仕込醤油」も好評。

2019年には創業230周年記念事業である「金笛しょうゆパーク」の開業や2020年に「木桶バウム工房」をオープンし、伝統を引き継ぎ、成長を続けています。

会社名 笛木醤油株式会社
公式URL https://kinbue.jp/

【まとめ】バリエーション豊かな埼玉名産品

いかがでしたでしょうか?

埼玉が誇る名産と名産品を取り扱っている企業について紹介しました。

埼玉県の名産品と聞いても、なかなか思い浮かばない方や「え?あれって埼玉県の名産だったの?」と改めて知った方は多いのではないでしょうか?

はなわさんが歌う『埼玉県のうた』で話題になったサイの着ぐるみで玉を抱えるご当地キティちゃん。他の都道府県ではグルメや名産などに扮したキティちゃんですが、埼玉県においては「サイ+玉=埼玉」のダジャレ仕様。

(サツマイモキティちゃんや草加せんべいキティちゃんなどもあります)

本当は名産が多数あるのに自虐からの笑いにつなげる、そんな埼玉県もおちゃめですよね。

埼玉県は地域ごとの名産品が多く存在し、スイーツやお菓子をはじめ地場産の野菜を使った食品やグルメまでラインナップが豊富です。

今回は埼玉県のおすすめ名産品10選を紹介しましたが、まだまだたくさんの名産がありますので、ぜひチェックしてみてください。

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